アフターケアについて

ヘアカラー ウィッグブログ

どんなかつらも使っていくうちに、メンテナンスが必要になります。
アフターケアについて詳しく説明します。

工場でしてもらう「かつらの修理」については専門のページで説明しています。

工場でしてもらう修理の内容は、増毛・ベースの穴ふさぎ、ベースの周囲部分やもみあげのウレタン張替え・髪の毛のコーティング・ピン付け替えなどです。これは、45,000円(税込)で1ヶ月ほどかかります。

修理に出すほど深刻になる前のサロンでできるアフターケアの話です。

1:かつらのヘアカラー

かつらは、使っていくうちに、数ヶ月すると退色してきます。本当の自分の髪は、毎日シャンプーするので、退色はヘアカラーを施して、約2か月で退色して赤茶けた感じになると思います。しかし、1週間か10日に一度シャンプーする人毛のウィッグは、半年くらいで退色してきます。

全かつらならば、全体的に明るい色になっていくので、そんなに変ではありませんが、部分かつらやヘアピースといった自毛が下から出ているウィッグは、自毛との色差でかつらを被っていることがばれます。

購入後半年おきにヘアカラーが必要になります。サロンでウィッグのヘアカラーを注文してください。(有料)

自分でもできなくはないですが、失敗するともうどうしようもできません。最悪かつらを一つダメにしてしまうかもしれません。

特に根元のシルクネットの人工皮膚にカラー剤が付くと、きれいな肌色から黒い色になって一変に不自然感が出ます。一度ついたヘアカラーをシルクから抜くことができません。

カラー剤の色選びも間違えると、それこそ変です。自毛との色差を解消しようとヘアカラーしたのに、別の色味になってしまったとなるわけです。しかも、もう一度上から違う色に乗せ換えるのはプロでも難しいのです。できないと思っておきましょう。

薬剤の放置時間も自毛のヘアカラーとは違います。なので、トータルで考えても、プロにお任せのほうが安全です。

 

2:かつらのパーマ

ウィッグに最初にパーマをかけることもよくあります。納品してしばらくはカールもあって思い通りのヘアスタイルをキープできますが、だんだん取れてきます。

これは、カールのきつさによって、だれてくる期間は、まちまちです。一概に何ヶ月と言えません。アイロンパーマなどのきついカールをかけた場合は4~5か月。ふんわりのゆるゆるパーマだと1~3ヶ月と思っておきましょう。

サロンにカラーやパーマは、ウィッグを朝あづけて、夕方受け取りにきていただくか?もう一日次の日に取りに来ていただければ対応します。もちろん作業中サロンにいて出来上がってすぐ受け取りも可能です。その場合は予約をしてからお越しください。

3:ウィッグに特別なサロントリートメント

毎回の自宅でのウィッグのシャンプー後には必ずしっかりトリートメントを施していただくのですが、それでも購入後1年もするとぱさぱさ乾燥して、いやーな静電気を帯び、毛もつれが頻繁になってきます。しかも、スタイルが決まらなくなってくる。

自分の本当の髪なら、地肌から最高のトリートメントが絶え間なく補給されます。しかも、絶え間なく、新しい髪の毛と生え変わるのです。しかし、根元がないウィッグの人毛はぱさぱさになってきます。髪の毛が古くなるのです。

自宅でのトリートメントではパサつきや毛もつれが防止できなくなってきたら、サロンでの長持ちするトリートメントをすることを提案します。約3週間くらいは、持ちます。

※もっと長持ちする艶出しは、工場に送ってしてもらうコーティングです。購入後1年以上たっているウィッグなら艶としなやかさがかなり元に戻ります。新品の髪と比べるとダメですが、それでも、びっくりするくらい美しくなります。本部に送って約1ヶ月かかります。

4:自毛のカットやパーマカラー

かつらだけでなく自毛のほうのお手入れも通常の美容室ですので、お任せください。毎月定期的に通って、ウィッグと一緒にお手入れしていただき、きれいな自分をキープしましょう。予約制になっています。次に来る日を予約してお帰りになられると、安心ですよ。

 

 

 

 

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