抗がん剤治療を始める前に読んでおきましょう。
ウィッグは、どの時点で用意をしたらいいの?
抗がん剤の投与から10日~3週間程度で脱毛が始まることが多いです。抗がん剤の投与が始まると時間があっという間に進んで行きます。
「2ヵ月前から分かっていたので、ウィッグを用意しないといけないと思いながら、つい今になっちゃって」と抗がん剤治療が始まってから、ご相談される患者様もいらっしゃいます。
ナチュラル株式会社では、セミオーダーメイドで、ウィッグをご用意しています。
お好みの髪型をつくれるのが「メディカルクイック」の他社にはない特徴です。
治療開始前には、ウィッグを用意して置くことで気持ちにもゆとりが生まれ、安心感が出るでしょう。
抗がん剤治療を始める前に準備をしておくことはありますか?
ご自身の髪の長さですが・・・ロングのヘアースタイルの患者様は、できればショートカットのスタイルにしておくと良いでしょう。脱毛した時のこころのダメージが少なくなるでしょう。
抗癌剤治療中の注意点
ウィッグをかぶる期間はどれくらい?
抗がん剤治療は1年程度の患者様が多いようです。抗がん剤治療が終われば髪が生えてきますが、最初は細い毛が生えてくる場合が多いようです。
その為1年~1年半程度の期間ウィッグを使用される患者様が多いようです。
髪がある程度生えそろったらショートカットにして、ウイッグを脱ぎましょう。
風が強い日はウィッグが、外れそうですがどうしたらよいですか?
髪のある状態の時には、フロント・モミあげ部分をナチュラルオリジナルピンでしっかり留めましょう。
髪のない状態の時には、フロント・もみあげ部分を両面テープでしっかり留めましょう。
脱毛が進みウィッグが頭に合わなくなってきたのですが?
抗がん剤脱毛用かつら「メディカルクイック」は、脱毛による頭囲サイズの変化に対応できるようになっています。
伸縮ネットを使用し、ゴム付アジャスターを標準装備しています。
アジャスターをしぼりサイズを頭囲サイズに合わせて使用しましょう。髪が生えてきたら、その逆にアジャスターを緩め頭のサイズに合わせてウィッグの頭囲サイズを大きくして行きましょう。
自毛のパーマ・カラーはいつからOKですか?
抗がん剤投与後、しばらく時間が経過すると頭皮が元の健康な状態にもどってきます。医師に相談しながら決定しましょう。
脱毛時期のシャンプー
抗がん剤治療がはじまると、頭皮や指先がチクチク・ピリピリするという患者様もいらっしゃるようです。
頭皮は、こすらずに優しくシャンプーしましょう。
シャンプーを良く泡だてて地肌をマッサージするように洗うのが良いでしょう。またシャンプーはよくすすいで洗い流しましょう。
シャンプーは、ダメージ肌用の優しいものを使用しましょう。リンスは必要ないでしょう。
お湯は温度の低い刺激のないものを使いましょう。